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HDF-3500|5年間の消耗品0円。しかも超軽量。オムロンAEDの特長7選。

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オムロンが目指したのは初めてでも正しく使えるAED。

これが「HDF-3500」のキャッチコピーです。

大手ヘルスケアメーカーの目線で作ったAEDは、分かりやすさと使いやすさにこだわったAEDです。大きく書かれた日本語での操作案内や、バッテリー込みで1.1kgという軽量な本体。さらに、AED購入時に、AED安心パックが最初から付いている点が特長です。

オムロンのAED。HDF-3500を詳しく説明します。

当記事では、「HDF-3500」のメリットを書いています。オムロンヘルスケアが作ったAEDとはどんなAEDでしょうか。HDF-3500に興味がある方に見ていただけたらと思います。

目次

1. オムロンがこだわった分かりやすさ

オムロンのAEDは分かりやすさにこだわって製造されています。いくつか紹介します。

1-1.大きく書かれた電源の案内

はじめに電源を押す

HDF-3500は、オムロンヘルスケア株式会社が販売しているとても小型のAEDです。この小さいAEDの前面に大きく書かれた文字は「はじめに電源を押す」というものです。

これだけ大きく書かれていると、電源を押すせばいいのだと分かりやすいと思います。また、本体前面を見ると書かれている文字はブランドロゴの「omron」と「AED」の文字以外は全て日本語です。

電源さえ入れれば、やり方を音声で教えてくれるのがAEDですが、最初の電源ボタンが分かりやすくなっているのは大きな利点と言えます。

1-2. 本体にボタンは2つだけ

ボタンは2か所だけ

HDF-3500についているボタンは2つだけです。ひとつは、電源ボタンです。AEDの電源を入れ、音声ガイダンスが始まる最初のボタンです。こちらは電源を切るときにも押します。

もうひとつがショックボタンです。AEDは電気ショックが必要なとき(心室細動などの心臓けいれん)に押すボタンです。

ボタンはこの2つだけで非常にシンプルな作りです。実際にAEDを使用するときは緊迫した状況ですので、多くのボタンやスイッチがないことは使いやすいAEDといえるのではないでしょうか。

2. 小型・軽量。従来AEDとの比較

HDF-3500の重量はバッテリーを入れた状態で1.1kgです。また、サイズ(外形寸法)は、縦200×幅180×高さ50mmとかなりコンパクトな作りになっています。

サイズが分かるように、弊社の角形2号(A4サイズの書類が入る封筒)の封筒(サイズ:縦332×幅240mm)と比べてみました。

HDF-3500と封筒のサイズの比較

封筒と大きさを比較しているHDF-3500

イベントや出張、心臓に病気を患っている方が病院に行くまでなど、移動の際に持っていきやすいサイズと重量で、小型で軽量な点は、AEDを持ち運ぶ想定の方には大きなメリットです。

また、有事が起きた際に、AEDを持って現場に駆けつけることが想定されますが、その際にも軽く小さい方が同じ距離を走るのであれば重く大きいAEDに比べてメリットがあると言えます。

オムロンから販売されていた、パワーハート G3 HDF-3000と比較してみます。

HDF-3000とHDF-3500の比較

HDF-3000 HDF-3500
サイズ
(mm)
縦270×幅310×高さ80 縦200×幅180×高さ50
重さ
(kg)
2.4(バッテリを含まず) 1.1(除細動パッドパックを含む)
医療機器承認番号 22300BZI00017000 22700BZI00047000
クラス分類 高度管理医療機器・特定保守管理医療機器

高い防水性能IP56

防塵と防水の規格に「IP」という保護等級があります。

IP○□というのは○部分が防塵を、□部分が防水の性能を示す数字が入り、数字が高いほどその性能が上がります。

IP56は高水準の防塵防水性能規格をクリアしています。

防塵性能 = 5 :機器の正常動作や安全性を阻害するほどの粉塵が、内部に侵入しない。
防水性能 = 6 :あらゆる方向からの噴流水によっても、内部に水が入らない。(水の中に入れるのはNG)

筆者注記1:防水・防塵が活きてくるケース

2. 小型・軽量。従来AEDとの比較で触れたように、持ち運びが容易なAEDですので、屋外での使用を想定した場合に、防塵と防水の性能は大事になっていきます。砂埃が舞うグラウンドであったり、雨の中を走って現場に向かっていくなど、さまざまな場面が考えられます。そのとき、使えなかったとならないよう防水・防塵の性能は高いほどよいといえます。導入をされる際には、ある程度使う場所の想定をされて、AEDを選択されるのがよいかと思います。

新しいパッドパック一体型

HDF3500の製品特長として、一体型の除細動パッドパックという点があげられます。HDF3000のように電極パッドとバッテリーが別々ではなく、一体化しています。そのため、除細動パッドパックという名称になっています。

HDF3500の除細動パッドパック

一体型のパッドパックにはどのような利点があるのでしょうか?

一体型のパッドパックの利点

  • 消耗品の交換作業が簡単
  • 期限の管理が簡単
  • 除細動パッドの期限が長寿命

まずは一体型になっているので、パッドとバッテリーを別々に交換する必要がなく、1回で両方とも交換が済むため交換作業が簡単です。そのため、期限の管理も別々に管理する必要がありません。

電極パッドの寿命は約2年が一般的ですが、このHDF-3500のパッドパックの寿命は3年となっています。

5. キャリングケースに入れたまま使用可能

HDF-3500の特長として、キャリングケースに入れたまま有事の際に使用できる点があります。

オムロン製のHDF-3000などはキャリングケースから取り出してから、AEDを使用する必要がありますが、HDF-3500は本体に被せているキャリングケースのまま本体を使用することができます。

一見、それほど時間が変わらないように感じますが、緊迫した状態でAEDに不慣れな人や、初めてAEDを触る人が使うため、いかに「簡単に」、「使いやすく」、「時間のロスを減らすか」ということは救命率に少なからず影響すると思います。

キャリングケースに入っているHDF-3500

キャリングケースにも「はじめに電源を押す」

1. オムロンがこだわった分かりやすさにも記載した、「はじめに電源を押す」の案内は、キャリングケースにも大きくプリントされています。キャリングケースに入れたまま使える点は、初めてでも正しく使えるAEDを目指しているオムロンならではのこだわりであり、この機種のメリットといえます。

6. 5年間の消耗品0円「AED安心パック」

オムロンのAED安心パックは、メーカーが販売しております。

このAED安心パックは、メーカー保証期間の5年間、交換時期と救命時に成人用除細動パッドパックを使用した場合に、除細動パッドパックが1個送付されるサービスです。

具体的には、本体納入日から約36か月後に1個届きます。これが定期交換分です。購入時にAED本体に付属される除細動パッドパックは、3年以上のものが届くため、約36か月ということになります。さらに、救命時に使用した場合、オムロンに連絡をすると新しいパッドパックが届く仕組みです。つまり、AEDを導入後に掛かる5年間のランニングコストが0円になります。これはコスト面で非常にメリットがあります。

AED安心パックの運用例

安心パックの運用例

救命時に使用した場合に送られるこのサービスは、期間内であれば何度でも利用が可能です。そのため、使用頻度が高い業種(介護、福祉関係)におすすめです。

※オムロンAED安心パックは本体購入時に申込が必要です。また、病院/消防機関はご利用できません。提供期間は本体納入日から5年間となります。

筆者注記2:法人におすすめ。AED安心パック

直接的なコストのメリット以外に、利点があります。安心パックのようなサービスに入らない場合、消耗品(電極パッドやバッテリー)の期限到来時に、販売店に連絡をし、見積もりを取って、社内稟議をし、支払いをしてetc..といったその会社なりの処理を行う必要があり、総務・経理の方の手間が発生します。安心パックは自動で消耗品が到着するため、見積もりや支払いなどの手間を軽減できます。

7. 動画を使った訪問説明サービス

HDF-3500を購入した場合、納品時の説明サービスが無料で付いてきます。※販売方法によります

この訪問説明サービスは、オムロングループのオムロンフィールドエンジニアリング株式会社のスタッフがAEDの導入先に訪問し、AEDのセットアップや動画によるAEDの使い方などを講習してくれるサービスです。

初めてAEDを導入される方や、救命講習を受けたことがない方がいる場合などにおすすめです。動画を用いた説明ですので、一定の知識を漏らすことなく学ぶことができます。言い方を変えれば訪問するスタッフの知識量に関わらずしっかりとした知識を学べるといえます。

まとめ

オムロンが販売するAED-3500いかがでしたでしょうか。分かりやすい機能面、購入後のメンテナンス面が簡単なAEDと言えますので、初めての方やデイサービス・有料老人ホームなどの介護系の方におすすめな機種です。


この記事を書いた人

株式会社クオリティー AED事業部 部長 : AEDコム・AEDガイド責任者、AED+心肺蘇生法指導者、高度管理医療機器販売・貸与管理者、防災士、上級救命講習修了。 専門店AEDコムを運営し、日本全国に年間2,000台を販売、導入企業数は7,000社を突破。心肺蘇生ガイドライン、AEDの機器に精通している。

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