AEDは救命処置のための医療機器です。AEDを設置したら、いつでも使用できるようにAEDのインジケータや消耗品の有効期限などを日頃から点検することが大切です。
AEDは高度管理医療機器および特定保守管理医療機器に指定されています。
AEDを設置したら、点検担当者を配置して日常の点検や消耗品(電極パッド・バッテリ)の交換時期の管理を適切に行なってください。
メーカー別 日常点検
日本光電製AEDの日常点検
AEDリモート監視システム(AEDリンケージ)
AEDリモート監視システム(AEDリンケージ)は、日常点検をサポートするためにAEDの状態を管理するサービスです。AEDが行うセルフテストの情報を、リモート監視端末からサーバーへ送信します。送信されたAEDの状態や消耗品の期限、バッテリー残量などは、WEB上で確認ができます。
AEDにトラブルがあった場合や、消耗品の使用期限が近くなった時に、事前に登録しているメールアドレスへお知らせします。
日々の日常点検や、複数の場所にAEDが設置されている場合、WEB上でAEDの状態や消耗品の期限などが一目で分かることにより、点検担当者の手間が軽減されます。
ステータスインジケータの確認
AEDの毎日のセルフテストの結果は、ステータスインジケータに表示されます。ステータスインジケータは緑色(使用可能)であることを確認してください。
何らかの問題がある場合は赤色(要確認)の表示となります。赤色でアラーム音が鳴る場合は、AEDのフタを開けると診断パネルがあるのでエラー内容を確認します。
エラー内容が分かったら取扱説明書を読み、日本光電のコールセンターに連絡します。また、電話番号は日常点検タグに記載されています。
AED日常点検タグは見えやすい所に取り付ける
AEDの日常点検タグは必ず、電極パッドの使用期限やバッテリの装着日が明記されている面が見えるように取り付けます。
CU-SP1の日常点検
ステータスインジケータの確認
日頃からインジケータを確認し、常に緊急時に使用できる状態にします。
AEDは定期的にセルフテストを実施しており、バッテリーや電極パッドの状態、AED本体の機能をチェックしています。
エラー表示や異常があった場合は、取扱説明書を見て販売店もしくは株式会社CUのコールセンターに連絡します。