fbpx
「ファーストエイド入門。応急手当との違いや、ガイドラインの読み解き方。」のアイキャッチ画像
「ファーストエイド入門。応急手当との違いや、ガイドラインの読み解き方。」のアイキャッチ画像

ファーストエイド入門。応急手当との違いや、ガイドラインの読み解き方。

Share

JRC蘇生ガイドライン2015のオンライン版が公表され、今までのJRCガイドラインには無かった「ファーストエイド」の項目が追加されました。ファーストエイドとは、「急なケガや病気になった人に対しての最初の行動」のことです。

直接、AEDと関係ないですが、ガイドライン関係の記事の反響が大きいので、新しく加わった「ファーストエイド」についても解説することにしました。

ファーストエイド

当記事では、公表されたJRC蘇生ガイドライン2015に第7章として新しく加わった「ファーストエイド」の章の内容をまとめています。ファーストエイドの項目は一般向けというよりは救命従事者向けに書かれている印象があり、ガイドラインを読んだだけでは分かりにくいところも多いかと思うので、できるだけ噛み砕いて説明しています。

1. ファーストエイドとは

倒れている人に声を掛ける女性のイラスト

JRCガイドラインでは、ファーストエイドを「急な病気やけがをした人を助けるためにとる最初の行動」と定義しています。

また、ファーストエイドの目的は、「いのちを守り、苦痛をやわらげ、ケガや病気の悪化を防ぐこと、回復を目指すこと」です。

なじみのある言葉では、「応急手当」が最も近い言葉ですが、応急手当よりも意味が狭い言葉です。

1-1. 応急手当との違い

応急手当という言葉には、「心肺蘇生などの心停止への対応」と、「止血、熱傷など心停止以外の対応」の2つの意味が入っています。

JRCガイドラインの策定のベースになっている、国際コンセンサス(CoSTR2015)では、ファーストエイドは概ね後者の心停止以外の対応の意味で使われているため、JRCガイドラインでは応急手当という和訳をつけずに、「ファーストエイド」と呼んでいます。

筆者注記1:呼び方はさまざま

応急手当という呼び方が一般的ですが、応急処置、応急手当、救護救急、応急救護、救命処置などと、実は病院などの医療関係や赤十字など、団体によって呼び方は違うそうです。「ファーストエイド」という呼び方の導入は、呼称を統一して混乱を避ける目的もあるように思われます。

1-2. 各国でのファーストエイドの導入

日本の蘇生ガイドラインには、JRCガイドライン2015から(2015年から)ファーストエイドの章が加わりました。

海外では、アメリカ心臓財団(AHA)の蘇生ガイドラインにはAHAガイドライン2000から(2000年から)、ヨーロッパ蘇生協議会(ERC)はERCガイドライン2015から(日本と同じく2015年から)ファーストエイドの項目が追加されています。

筆者注記2:待ち望んだファーストエイドの追加

JRC蘇生ガイドライン2015のセミナーで聞いた話ですが、救急救命士、看護師などの医療従事者や、ライフセーバー、日本赤十字やMFA(メディック・ファーストエイド)などの医療・救急の関係者の間では、JRCガイドラインへのファーストエイドの追加が望まれていたそうです。
一般市民によってファーストエイドが行われれば、救命率や社会復帰率が上がり、怪我や病気からの回復も早くなる可能性が高いと考えられているからです。

 

1-3. ファーストエイドの理解に必要な考え方、 PICO(ピコ)

ファーストエイドは、傷病者に対しての最初に取る行動です。傷病者に適切に対処するためには、まず傷病者を観察し、傷病者の状況(傷病者を目視したときに生じる疑問や問題)を整理することが第一歩です。このための方法に「PICO(ピコ)」と呼ばれる、問題を定式化する方法があります。

PICOは、Patients、Intervention、Comparison、Outcomesの頭文字をとったものですが、分かりやすくいうと「誰に(P)、どんなことをすると(I)、何と比較して(C)、結果(O)がどうなるか。」という内容です。

JRCガイドラインのファーストエイドの章は、該当のトピックについて質問とその回答という形で内容が書かれています。たとえば、回復体位の項目は、以下の質問で始まります。

「正常に呼吸しているものの反応がない者への回復体位は有効か?」

続いて、PICOに従って状況がしぼられます。

P:病院外において呼吸があり反応のない成人
I:側臥位の回復体位
C:仰臥位O:全死亡、気道確保の必要性、誤嚥の発生、頸髄損傷の可能性、合併症、心停止の発生

これを文章にすると、以下のような内容となります。

「病院の外で呼吸があって反応がない成人に対して(P)、横向きの回復体位を行うと(I)、仰向けの場合と比べて(C)、死亡・気道確保の必要性や喉に詰まったり、頸髄損傷の可能性や合併症、心停止の発生(O)の可能性はどうなるか?」

Pは単に誰というだけではなく、どこにいる誰に(この場合は病院外)、という形で場所や状況などを指定しています。Cは比較ですが、Iの状況やIの処置をしなかった場合(この場合は、横向きにしなかった場合)と比較する、と考えると理解がしやすいのではないかと思います。

このPICOについて知った上でファーストエイドの章を読むと、内容が理解しやすいかと思います。

ガイドラインでは、まずこの「PICO」によって状況を特定します。そして、その状況についてどう対処すべきかのILCOR(国際蘇生連絡協議会)の見解と、JRC(日本蘇生協議会)の見解が記載されています。

2. ガイドラインのファーストエイドの項目

ファーストエイドの章では主に2つの項目、「病気に対するファーストエイド」と「けがに対するファーストエイド」について解説されています。病気に対するファーストエイドに10個の項目、けがに対するファーストエイドに11個の項目があり、別に「教育」の項目も1項目加えられています。

病気に対するファーストエイド

  • 回復体位
  • ショックの傷病者に最適な体位
  • ファーストエイドでの酸素投与
  • 呼吸苦をともなう喘息に対する気管支拡張薬の使用
  • 脳卒中の認知
  • 胸痛に対するアスピリン:薬の使用
  • 胸痛に対するアスピリン:早期対後期
  • アナフィラキシーに対する2回目のアドレナリンの使用
  • 低血糖への対応
  • 激しい消耗に関連した脱水と経口脱水補正

けがに対するファーストエイド

  • 止血の方法
  • 止血ドレッシング
  • 止血帯の使用
  • 曲がった骨折の直線化
  • 開放性胸部外傷に対するファーストエイド
  • 頸椎の運動制限
  • 脳震盪
  • 熱傷の冷却
  • 熱傷に対する乾燥ドレッシングと湿潤ドレッシングの比較
  • 化学物質による眼の傷害:洗浄
  • 歯の脱落(外傷性の歯の完全脱臼)

教育

  • ファーストエイドの訓練

医療従事者向けの項目が多いですが、消防署の一般人向けの救命講習である普通救命講習や上級救命講習でも習う「回復体位」や「止血の方法」など、一般市民でもできる項目も記載されています。

3. 一般市民も知っておきたいファーストエイド

3章では、2章の項目の中から一般の方にも馴染みのある項目をピックアップして記載します。

ガイドラインでは、当記事の「1-3. ファーストエイドの理解に必要な考え方、PICO(ピコ)」で解説した、PICO(誰に(P)、どんなことをすると(I)、何と比較して(C)、結果(O)がどうなるか。)を使って記載されています。その内容を抜粋しつつ、解説をしていきます。

3-1. 回復体位

CQ:正常に呼吸しているものの、反応がない者への回復体位は有効か?

  • P:病院外において呼吸があり反応のない成人
  • I:側臥位の回復体位(横向きの回復体位)
  • C:仰臥位(仰向け)
  • O:全死亡、気道確保の必要性、誤嚥の発生、頸髄損傷の可能性、合併症、心停止の発生

この質問とPICOを読み解くと、

「病院外において呼吸があり反応のない成人」がいた場合、「側臥位の回復体位(横向きの回復体位)」にすることは、「仰臥位(仰向け)」にすることに比べて、「全死亡、気道確保の必要性、誤嚥の発生、頸髄損傷の可能性、合併症、心停止の発生」の可能性に影響があるか?

ということになります。

これについて、ILCORと、JRCは、次のような回答をしています。

ILCORの推奨と提案:

ILCORは、ファーストエイドプロバイダーが、正常に呼吸しているものの反応がない傷病者を仰臥位のままにせず、側臥位回復体位にすることを提案する(弱い推奨、非常に低いエビデンス)。 最適な回復体位を提案するエビデンスはほとんどない。

JRCの回答:

訓練を受けた者が、正常に呼吸しているものの反応がない傷病者を仰臥位のままにせず、側臥位回復体位にすることを提案する。

解説

ILCORは、傷病者を仰向けにしておくのではなく、回復体位にすることを推奨していますが、「弱い推奨」という程度にとどめています。今のところ、回復体位にすることが最善だと、いい切れるだけの十分なエビデンスがない、というところがその理由のようです。

ガイドラインの内容を確認すると、回復体位は気道確保に有利だが、頚椎などを損傷している場合、動かすことで悪影響が懸念されるので、何ともいえない場合もある、という内容があります。また、回復体位についても、どんな体位にするのが理想的であるか、まだ結論はでていないようです。最良の体位を検証していくことが課題としてあげられています。

回復体位のイラスト

筆者注記3:救急車を待つ間は回復体位で

基本的には、心肺蘇生やAEDの使用によって呼吸が戻った後、救急車を待つ間は、回復体位で様子を見ましょう。これは嘔吐や吐血などで窒息を防ぐための気道確保を重視した体位です。

回復体位を覚えるには、一度講習などで体験してみるのが一番です。消防署が行う普通救命講習など無料の講習で覚えることが出来ます。講習について知りたい場合は、当ブログの講習の記事「AEDの講習を受けるには。内容、金額、実施団体、受講場所」をご参照ください。

3-2. 低血糖への対応

CQ:低血糖の症候がある者に何を経口摂取させるべきか?

  • P:症候性低血糖を呈する成人と小児
  • I:糖を含む食品の投与
  • C:ブドウ糖タブレットの標準用量(15~20g)
  • O:症状が寛解するまでの時間、合併症のリスク(例えば誤嚥)、血糖値、低血糖、病院滞在期間

この質問とPICOを読み解くと、

「症候性低血糖の成人か小児」がいた場合、「糖を含む食品の投与」をすることは、「ブドウ糖タブレットの標準用量(15~20g)」を投与することに比べて、「症状が寛解するまでの時間、合併症のリスク(例えば誤嚥)、血糖値、低血糖、病院滞在期間」に影響をあたえるか?

ということになります。

これについて、ILCORと、JRCは、次のような回答をしています。

ILCORの推奨と提案:

ILCORは、ファーストエイドプロバイダーが、意識があって低血糖の症候を認める傷病者に対して、ブドウ糖タブレットを摂取させることを推奨する(強い推奨、低いエビデンス)。 意識があって低血糖の症候を認める傷病者に、ブドウ糖タブレットを用意できない場合、 SkittlesTM、MentosTM、角砂糖、ジェリービーンズ、オレンジジュースなどの、糖を含む食品 を用いることを提案する(弱い推奨、非常に低いエビデンス)。 低血糖の症候を認める傷病者に対して、ブドウ糖タブレットと比較し、全乳、コーンスター チ加水分解物、及びブドウ糖溶液、またはブドウ糖ジェルの推奨を行うにはエビデンスが不十分である。

JRCの回答:

意識があって低血糖の症候を認める傷病者に対して、ブドウ糖タブレットを摂取させることを推奨する。ブドウ糖タブレットを用意できない場合は、角砂糖、オレンジジュースなどの、糖を含む食品を用いることを提案する。ただし、誤嚥(ごえん)の危険があるため、意識がない場合、指示に従うことができない場合、飲み込むことができない場合は差し控え、119番通報を優先する。

解説

意識があって、低血糖の症状がある傷病者に対しては、ブドウ糖タブレットを摂取させることを推奨しています。ただし、現実の問題として、低血糖の患者が倒れている場所でブドウ糖タブレットが手に入らないことが多いだろうという問題があります。そこで、ブドウ糖タブレット以外の糖で代用ができないか、という疑問に対して、低血糖の章ではさまざまな実験の結果をもとに検討がなされています。

結果を読む限り、現状のところでは、おおむね代用できそうだという結果がでているように見受けられます。ただし、まだ十分なデータが集まっているとはいえないので、エビデンスは不十分、とされていると思われます。

代替品を摂取させる場合も、意識がない場合などは喉に詰まったりする可能性があります。そのため飲み込むことができない場合は差し控えて、119番通報を優先することなどが提案されています。

筆者注記4:患者が多い糖尿病と低血糖

あなたの周りに糖尿病の方は居ませんか?平成25年の厚生労働省の発表では、「糖尿病が強く疑われる者」は男性で16.2%、女性で9.2%でした。男性で見ると、6人に1人は糖尿病の疑いがある計算です。糖尿病の症状のひとつにこの低血糖があるため、低血糖の兆候がある場合の対応を抜粋しました。

厚生労働省:平成25年「国民健康・栄養調査」の結果

3-3. 止血の方法

CQ:出血に対してどのように対処すべきか?

  • P:出血している成人と小児
  • I:局所の冷却の適用、四肢の挙上、そして/または、止血点止血法の適用
  • C:直接圧迫止血法のみ
  • O:全死亡、止血、大量出血、合併症、病院滞在期間

この質問とPICOを読み解くと、

「出血している成人か小児」がいた場合、「局所の冷却の適用、四肢の挙上、止血点止血法の適用」をすることは、「直接圧迫止血法のみ」をすることに比べて、「全死亡、止血、大量出血、合併症、病院滞在期間」に影響をあたえるか?

ということになります。

これについて、ILCORと、JRCは、次のような回答をしています。

ILCORの推奨と提案:

ILCORは、四肢の内出血に対して、止血に利点があるであろう局所の冷却を、単独で、あるいは局所圧迫とともに実施することを提案する(弱い推奨、非常に低いエビデンス)。出血コントロールのための止血点止血法、外出血に対する局所の冷却、四肢の挙上については、推奨を策定できるほどの十分なエビデンスを認めなかった。

JRCの回答:

四肢の内出血に対して、局所の冷却を、単独で、あるいは局所圧迫とともに実施することを提案する。なお外出血に対しては、これまで通りまず直接圧迫止血法を行うことを勧める。

解説

JRCは、手足の「内出血」を見つけた場合は、局所の冷却のみを行うか、局所の圧迫と共に冷却することを推奨しています。日本国内での対応としては、内出血は冷却か、圧迫と冷却を行う、ということになります。

外出血に対しては、これまで通り、まず直接圧迫止血法を行うことを推奨しています。この直接圧迫止血法は、下の図のように、出血している部位にガーゼなどをあて、その上から手で強く圧迫する方法です。

止血をしているイラスト

この項目では、直接圧迫止血法を、局所の冷却、四肢の挙上、止血点止血法と比較して、どちらが推奨されるか、という観点で検証しています。しかし、ILCORのコメントでは、「弱い推奨、非常に低いエビデンス」という言葉や、「推奨を策定できるほどの十分なエビデンスを認めなかった。」など、推奨できるのかできないのか、なんとも分かりにくい書き方がしてあります。

これについて、病院での対応においては推奨される止血方法があるようですが、それをファーストエイドの現場にも持ち出したときに同じように推奨できるかどうか判断するのにまだ十分なデータがない、ということが理由のようです。そのため、「弱い推奨」や、「十分なエビデンスを認めなかった。」という書き方がされており、推奨と提案は内出血など一部の事柄に限定されています。今後の研究が期待されます。

3-4.熱傷の冷却

CQ:熱傷は積極的に冷却すべきか?

  • P:熱損傷を受けた成人と小児
  • I:熱傷部の積極的な冷却
  • C:受動的な冷却
  • O:疼痛、合併症、創傷治癒、さらなる医療対応の必要性、傷病者満足度、筋膜切開、熱傷の深さまたは広さ

この質問とPICOを読み解くと、

「熱損傷を受けた成人か小児」がいた場合、「熱傷部を積極的に冷却」をすることは、「受動的な冷却」に任せておくことに比べて、「疼痛、合併症、創傷治癒、さらなる医療対応の必要性、傷病者満足度、筋膜切開、熱傷の深さまたは広さ」に影響をあたえるか?

ということになります。

これについて、ILCORと、JRCは、次のような回答をしています。

ILCORの推奨と提案:

ILCORは、ファーストエイドプロバイダーが、熱傷に対して、積極的に冷却することを推奨する(強い推奨、低いエビデンス)。

JRCの回答:

熱傷に対して、積極的に冷却することを推奨する。

解説

熱傷に対しては、積極的に冷却することが推奨されています。ただし本文を読むと、冷やすことが熱傷の治癒に確実にいい影響を与えるかどうか、まだ結論がでていないことが分かります。本文では、さまざまな研究結果についてふれられていますが、研究結果にふれる前に、次のように述べられています。

「熱による損傷部を冷却することで、熱傷の深さを浅くし、さらなる医療対応の必要性を減らし、熱傷の治癒までの時間を短縮させることを支持するエビデンスは限られていた。」

ただし研究結果の中で、冷やすことが熱傷深度を軽減する、というものがあります。そこにフォーカスして、強い推奨としているようです。

筆者注記5:熱傷は積極的に冷やす

出血と同様に日常で頻繁に起こりうるものとして、熱傷(やけど)があります。

熱傷への対処法として、「5分だけ冷やすのが良い」とか、「湿布薬を貼って冷やせばいい」など、オリジナルの対処方法を耳にすることがあります。この、○○分だけ、というのは根拠がない場合が多いので、注意して下さい。

ちなみに、やけどに湿布薬を貼ってはいけません。湿布薬の中には、冷たく感じるだけで患部を冷やさない物や、熱を閉じ込める物、温湿布(温かくする物)もあります。効果がないか、逆効果になる可能性があるので、湿布を貼るのは避けてください。

まとめ

JRC蘇生ガイドライン2015でのファーストエイドの章には、最後に「教育」という項目があります。そこには、「ファーストエイドの教育と訓練を普及すべきか?」という質問があり、回答は「ファーストエイドの教育と訓練を、発展、普及させることを提案する」とあります。

その方針に即して、当ブログでも「ファーストエイド」を取り上げさせていただきました。少し難解な内容もあり、また、結論が出ていない点に触れることもあり、逆に混乱した部分があったかもしれません。しかし、ファーストエイドを覚えることで一次救命への理解が一層深まり、傷病者に遭遇した際に適切な対処ができる可能性が高まると筆者は考えています。これを機に「ファーストエイド」に一層の興味を持っていただけたら幸いです。

なお、ガイドライン2010からガイドライン2015への更新で、ファーストエイド以外にもさまざまな変更点があります。確認したい方は「【公表】JRC蘇生ガイドライン2015。変更点など6つのポイントまとめ」の記事もあわせてご確認ください。

※注意:2023年現在、最新のガイドラインはJRC蘇生ガイドライン2020です。JRC蘇生ガイドライン2020の一次救命処置についてはJRC蘇生ガイドライン2020の心肺蘇生手順【一次救命処置】をご覧ください。

参考・引用文献

  • JRC蘇生ガイドライン2015オンライン版 第7章ファーストエイド

※引用元サイトが移転したため、当記事を作成した2015年当時の引用・参考元URLを記載致します。JRC蘇生ガイドライン2015オンライン版‐第7章 ファーストエイド(FA)(https://jrc.umin.ac.jp/pdf/20151016/7_FA.pdf)

この記事を書いた人

清水 岳

清水 岳

株式会社クオリティー AED事業部 部長 : AEDコム・AEDガイド責任者、AED+心肺蘇生法指導者、高度管理医療機器販売・貸与管理者、防災士、上級救命講習修了。 専門店AEDコムを運営し、日本全国に年間2,000台を販売、導入企業数は11,000社を突破。心肺蘇生ガイドライン、AEDの機器に精通している。

「AEDの使い方の手順」ポスター無料ダウンロードフォーム

CTAの画像

AEDの使い方の手順ポスターを無料で配布しています。
もしもに備え、AEDの設置場所を周知したり、一次救命処置の流れのご確認であったり、AEDの使用方法の確認など、様々な用途にご活用いただけます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Share