物を買うとき、あなたは何を決め手にして選びますか?
AEDを購入するにあたり、「どうやってAEDを選べばいいか分からない」という相談内容は意外と多いものです。
今回、「あなたがAEDを買うなら何を決め手として選びますか?」というアンケートを社内で取りました。結果をランキング形式にてご紹介します。
本記事のポイント
有識者の目線に加えて、小さいお子さんがいたり、デザインなどの趣味趣向は入っていますが、AED検討の際、どこを選ぶポイントとして見るか、ご参考になれば幸いです。
アンケート内容
1. 実施アンケート
「AEDを購入するとなった時、AEDを購入する決め手は何ですか?」
2. アンケート結果
1位:メーカー
2位:価格
3位:レビュー・お客様の声
4位:販売店
5位:耐用期間・保証期間
6位:機種・性能
7位:使いやすさ
8位:デザイン
番外編:その他の意見
3.アンケート詳細
- 定量調査によるスコアリング方式で実施
- 2018年7月 株式会社クオリティーAED事業部全スタッフ
- 男女比 4:6(男性:女性)
1位. メーカーで決める
- 理由・意見
- 生産国で選ぶ
- 365日24時間対応のコールセンターがあるかどうか確認する
- 知名度で選ぶ
営業担当:平野
実際に各メーカーを知っている事が大きいですね。また、AEDを全く知らない状況だとして、AEDを買おうと考えた時、性能より信頼性を重視してまずはメーカーから入ります。
2位. 価格で決める
- 理由・意見
- 初期費用だけでなく、トータルコストも算出して安いものを選ぶ
- ECでのポイントなどがつくかも見る
カスタマーサポート:小林
今回は欲しい機種が個人的にありました。AED自体が高い物ですから、その機種の価格と性能を重視しました。
カスタマーサポート:佐藤
まずは価格を見てからです。AEDの機能を知っているからこそ、価格優先で選んで問題ないという考え方です。
3位. レビュー・お客様の声で決める
- 理由・意見
- ECサイトで購入する際には参考にする
- お客様の声や評判をチェックする
営業担当:河村
普段から商品を買うときはレビューや口コミをチェックしています。また、営業目線でもそうですし、もし、AEDの知識が無かったと想定しても、実際に購入した人の感想は大変参考になります。
4位. 販売店で決める
- 理由・意見
- 営業マンの対応・印象で決める
- 営業マンの商品知識で決める
- サービスで決める(アフターフォロー)
- レスポンスの速さ(電話、メール、見積もり)
カスタマーサポート:武藤
私だったら、高い買い物をするとき、担当になってくれた人や営業マンがイヤだったら買いません。AEDは購入してからも販売店との付き合いは長く続くので、長くお付き合いができると思った販売店で買います。
5位. 耐用期間・保証期間で決める
- 理由・意見
- 耐用期間が長いものを選ぶ
- メーカー保証が長いものを選ぶ
- 分かりやすい消耗品の期間で選ぶ
カスタマーサポート:込山
せっかくなら長く使えるAEDがいいなと思います。数千円で買えるものは、あまり気にしませんが、AEDは20万円ほどしますので保証期間もしっかり調べます。家電製品を買うときなども、同様です。
6位. 機種・性能で決める
- 理由・意見
- AEDの機種についている特有の機能を重視する
- 消耗品の期限を忘れそうなので、リモート監視システム(期限管理)があるといい
- エラーがある場合、迅速に知りたいのでリモート監視システムがあるといい
- 胸骨圧迫のガイド機能があるといい
AED事業部部長:清水
その機種にしか付いていない機能を重視します。特に管理面です。AEDは使う瞬間も大事ですが、使わない時間の方が圧倒的に長いですから。私は忘れっぽいので、期限管理システムの付いている機種を選びます。
7位. 使いやすさで決める
- 理由・意見
- 電極パッドの取り出しやすさは重要
- ボタンの数はできるだけ少なくて分かりやすいAEDがいい
- 電源Onの仕方
- 音声ガイダンスや胸骨圧迫のリズム音開始時間など
- AEDの日常点検項目は少ない方が良い
カスタマーサポート:小宮
実際、使用感は重要です。特にAEDをよく知らない家族も使うことを考えれば、電極パッドを取り出す位置、点検項目などなど、使いやすさを第一に考えます。
8位. デザインで決める
- 理由・意見
- AEDの見た目のデザインで決める
- 収納するケースのデザイン
- 好きな色で選ぶ
デザイナー:柿内
私は家にAEDを置くことを想定した時、私以外の家族が「すぐに場所が分かり、取り行ける」という観点でAEDではなく、AEDのケースから商品を選びます。ココにあるという視認性が大事です。
番外編:その他の意見
小児対応で決める
- 理由・意見
- 子どもが生まれたばかりなので、成人・小児の切り替えスイッチがあるもので選ぶ
- どうせ買うならば、全年齢に対応できるAEDを選ぶ
小さい子どもがいる家庭では重要視される項目でした。
サイズ感で決める
- 理由・意見
- サイズが小さい方が邪魔にならずに済む
- 持ち運びを想定すると小さくて軽い方がいい
AEDの重量は機種により異なるので、外に持ち運ぶ可能性がある場合には、重要度が高まります。
編集後記
専門店ならでは細かい部分や普段の買い物のような見方をする人など様々でした。「家庭に置くなら?」「個人で買うなら?」という視点で今回実施しましたが、一つの参考になれば幸いです。
AEDの購入は、「設置場所はどこか?」「使う人が誰か?」をイメージすることから始まります。メーカーや販売店の対応を知るために、実際に話を聞いてみたり、使用感を確かめるためにデモ機を触ってみるなど、比較検討されるのがいいと思います。