「AED購入時の疑問を1項目10秒で分かるQ&A、20個にまとめました。」のアイキャッチ画像
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AED購入時の疑問を1項目10秒で分かるQ&A、20個にまとめました。

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AEDの購入をお考えですか?

AEDを購入しようと思うと、色々なことが気になりだします。思っていたよりいろんな機種があるし、機能差、価格差もあります。レンタルや購入があって迷ったり、そもそもAEDは一般の会社が購入出来るものなのか疑問に思えたりもします。

そんな疑問に一挙にお答えするため、AEDを購入しようとしている人に聞かれるよくある質問とその回答をまとめました。

AED購入時によくある疑問とその回答一覧

Q 価格はいくらくらい?
A 機種にもよりますが、20万円~35万円程が相場です。成人・小児の双方に使用できる切り替えスイッチがついたモデルや、液晶画面がついたモデルは価格も高めです。台数によっても価格が変わることがありますので、販売店に連絡をし直接確認されると正確です。

Q AEDを購入するのに資格はいる?
A AEDを購入するのには資格はいりません。販売する側は、高度管理医療機器販売業が必要で、レンタル・リースする場合には高度管理医療機器貸与業の免許が必要です。

Q 個人でも買えるの?
A 個人でも購入できます。個人宅に設置したり、個人で買って会社や団体施設等に設置されるケースもあるようです。

Q レンタルと購入とどっちがいいの?
A 初期費用を安く抑えたいならレンタル、総費用を安く抑えたいなら購入です。レンタルは毎月支払いなので月々の負担が小さいですが、総費用で考えると割高なケースが多いです。
レンタルの場合は、消耗品の期限が来ると自動的に新しいものが送られてくるところがメリットですが、最近は購入の場合でも5年分の消耗品代を先に支払い期限がきたら送ってくるというレンタルと同じ仕組みのサービスがあるようです。他には消耗品の交換期限に業者から連絡が入ることで交換忘れを防ぐ仕組みを充実させるなど、レンタルと遜色ないサービスを実施しているケースも多いです。

Q 設置の義務ってあるの?
AED設置の義務は横浜市や茨城県など条例で一定規模以上の施設や多くの人の利用が見込まれる庁舎や運動・宿泊等を目的に利用する施設などを条件に導入を義務付けている団体が増えてきました。しかし、多くの都道府県、市区町村で設置義務を設けていません。
ただし、推奨されている施設はあります。一般財団法人日本救急医療財団からAEDの適正配置に関するガイドラインを確認してみてください。駅・空港・学校・会社・工場・デパート・ゴルフ場・スポーツジム・ホテルなど、人口密度や高齢者が多い施設などが挙げられています。

Q 維持費ってかかるの?
A 電極パッドとバッテリーに使用期限があるので、交換時に費用がかかります。また、AEDを使用した場合、使い捨ての電極パッドの買い替えの費用がかかります。
電極パッドは2年に1度、バッテリーは4年に1度程で交換のAEDが多いです。電極パッドは1万円程度、バッテリーは3万円~4万円程度が相場です。この他にも5年バッテリーがもつAEDがあったり、5年間のメーカー保証期間中の消耗品をメーカーが負担するところなど様々です。

Q AEDを使った時に交換しなくてはいけないものは?
A AEDを使った場合、使い捨てである電極パッドのみ交換が必要です。AED本体に使用回数の制限は無いですし、バッテリーも満タン時には100回~200回の電気ショックを行える仕様なことが多いので、1回の電気ショックで交換などする必要はありませんが、長時間電源を入れていた場合はバッテリーの容量が減少している可能性があります。日常点検とよばれるインジケーターのチェックでバッテリーの有無がわかったり、機種によっては容量をブラウザ上で確認できたり、減った場合にメールが飛ぶシステムのAEDもありますので、使用後はそれらを用いての確認をおすすめします。

Q AED本体にも期限があるの?
A AED本体には保証期間と耐用年数があります。保証期間は5年のものが多く、耐用年数は7年のものが多いです。保証期間はメーカーが無償で修理をしてくれる期間で、耐用年数はAEDを使用してよい上限の期間です。

Q AED毎の違いってなに?
A 細かい違いは色々ありますが、大きな違いは成人・小児の切り替え機能があるかどうかだと思います。この機能があるAEDは全年齢に同じ電極パッドで使用できます。新しいAEDは切り替えができるタイプが多いです。
その他重量や、プリコネクト式かどうか、防水防塵性能、液晶画面の有無等が判断の基準になるかと思います。

Q 価格の差は何の差なの?
A 成人・小児切り替えスイッチの有無や液晶画面の有無などの機能差は分かりやすく価格に影響します。また旧型のAEDは安く扱われる傾向があります。
大量購入をして仕入れ値を安く抑えたり、流通コストを下げて販売価格を下げるなど、販売店の努力によっても価格差が生じているようです。

Q メンテナンスって何があるの?
A メンテナンスは、「日常点検」と、「期限管理」の2つです。
「日常点検」は、AED自身が毎日セルフチェックをして異常がないかを確認し、その結果をインジケーターに表示するので、それを目視で確認する作業です。数秒で終わる内容です。
「期限管理」は、消耗品(電極パッド、バッテリー)の交換時期にきちんと交換を行う作業です。

Q AED本体の5年間保証ってどんな内容なの?
A 保証期間中の故障等は無償で修理等の対応をする、という内容です。修理中は代替機の無料貸し出しがあり、送料もメーカーが持つパターンが多いです。
ただし設置者に過失があった場合は対象外になったり、送料が有償扱いになる可能性があるので注意してください。

Q みなさんどこに設置するの?
A 収納ケースに入れられる方、カウンターに置かれる方、机の上に置かれる方、キャリングケースに入れて壁につるされる方、車につまれる方、船につまれる方、色んな方がいらっしゃいます。AEDがあることが目につきやすいこと、イザという時に取り出しやすいことが望ましいですが、設置場所のきまりは無いので、基本的にはどこに設置しても良いと思います。

Q 屋外に設置したいんだけど。
A 設置は可能ですが、専用の収納ケースが必要になると思われます。
AEDは使用可能な温度が0度~50度程であることが多いです。日本は冬に0度を下回る地域が多いので、多くの地域で温度調節が可能な専用の収納ケースに入れる必要があります。この収納ケースは電源をとる必要があります。

Q AEDと一緒に買っておくといい備品は?
A AEDを使用する際に役立つレスキューセットはあった方がよいです。また収納ケースは役に立つと思います。収納ケースはよく目立つので設置場所の周知に一役買いますし、ドアを開けると音がなるので防犯や、緊急事態発生の周知や人集めに役立ちます。

Q AEDを買ったら講習を受けなくてはいけないの?
A AEDを設置したからと言って講習を受ける義務はありません。ただAEDをちゃんと使用できるよう講習を受けられることをお勧めします。消防署で無料のしっかりとした講習(普通救命講習)を受けることができます。また地域にもよりますが、10人~15人以上集まる場合は消防が無償で講習に来てくれる場合があります。

Q 納期はどのくらい?
A 弊社の場合は即日発送に対応しています。設置講習や説明で直接お伺いする場合は、お客様とのスケジュールを合わせる必要やメーカーによって1~2週間ほどお時間をいただく場合があります。

Q お勧めのAEDは?
A 設置者のニーズによって最適なAEDは変わってくると思いますが、小児への使用が想定されるのであれば、成人・小児切り替え機能のついたものを選ばれることをお勧めします。従来の小児用パッドを必要とするモデルだと、小児用パッドの買い替えに費用がかかります。設置場所によっておすすめするAEDが変わりますので、お問い合わせいただくのがいいと思います。

Q 車に設置できる?
A 車にも設置できますが、温度が0度~50度の範囲を越えないように管理する必要があります。冬の寒い時期、夏の暑い時期には車内に放置しないようする必要があります。また車内など揺れている場所では、心電図が正確に測れない場合がありますのでご注意ください。

Q 船に設置しようと思う。水に濡れても大丈夫?
A 水への耐性は機種によって違いますが、防塵防水の保護等級IP55以上の機種であれば、水没はだめですが、少々の水がかかるくらいであれば大丈夫です。IP○○の2つ目の数字が防水性能をあらわしていますが、5であれば、「あらゆる方向からの噴流水によっても、有害な影響を受けない。」という性能です。

この記事を書いた人

清水 岳

清水 岳

株式会社クオリティー AED事業部 部長 : AEDコム・AEDガイド責任者、AED+心肺蘇生法指導者、高度管理医療機器販売・貸与管理者、防災士、上級救命講習修了。 専門店AEDコムを運営し、日本全国に年間2,000台を販売、導入企業数は10,000社を突破。心肺蘇生ガイドライン、AEDの機器に精通している。

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もしもに備え、AEDの設置場所を周知したり、一次救命処置の流れのご確認であったり、AEDの使用方法の確認など、様々な用途にご活用いただけます。

コメント(2件)

  • アバター 山本 より:

    とてもわかりやすく参考になりました。小児用のパットはどれほど普及していますでしょうか?
    全国的には難しいとは思いますが、神奈川県でもしわかりまたら教えていただきたいです

    • 清水 岳 清水 岳 より:

      山本様 コメントありがとうございます。
      残念ながら、小児用パットがどのくらい普及しているかは分かりません。
      AEDは年10万台くらい(新規や買い替え)で日本に出ています。矢野経済研究所などで各メーカー毎の台数もおよそ分かるのですが、機種までは分からないのです。
      最近は小児用パッドよりも、小児用モード付きのAEDが主流ですが、格安でモードがついていないAEDも流通していますから難しいところです。回答になっておらず申し訳ありません。

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