これを読めばリースが分かる。
AEDをリースするときに読むべき記事
- リースまでの流れが分からない
- リースのメリット・デメリットって何だろう
- 上司にリースで検討してといわれた
- 既にレンタルやリースをしていて費用を見直したい
こういった悩みはありませんか? これは読めばAEDのリースがすべて分かります。
1. AEDのリースとは
簡単にいうと「あなたが借りたいAEDをリース会社が販売店から購入してあなたに貸します。」がリースです。
リースの仕組み
- あなたは販売店と話してAEDを選定します。
- リース会社は販売店からAEDを購入します。
- リース会社はあなたにAEDを貸し出します。
- あなたはリース会社に賃貸料金を払います。
2. リースの詳しい流れ
AEDをリースして設置するまでの流れです。
AEDをリースして設置するまでの流れ
- AEDの販売店に問い合わせします。
- 販売店からリースの見積もりをもらいます。
- 機種やサービスを検討します。
(機種やサービスによって月額が違います) - リース会社はあなたの審査をします。
(貸しても良いか?という審査で、与信といったりします) - 審査結果がOKであれば、販売店経由でリースの契約書が送られてきます。
口座振替の申込書も同梱されてくる場合が多いです。 - 契約書に記入、押印して返送します。=契約
- 販売店からAEDが納品されます。
- リース会社から検収確認の電話がきます。
(物が届きましたか?不備はなかったですか?という電話です) - 月々のリース料金をリース会社に支払います。
初月は2か月分の振替があるはずです。契約期間後に支払いが無いようにです。
※販売店やリース会社によって流れや契約形態が違う場合があります。
3. リースはどういうビジネスモデル?
借りたいユーザーは、支払いを分割できるため、一括での購入に比べて一度に大きな出費が掛からなくて済み、資金繰りがしやすくなります。
販売店は、リース会社から一括でAEDの料金を支払ってもらうため、分割で徴収していくリスク(途中で支払いが滞ってしまうリスク)がありません。
リース会社は、リース料(固定資産税、動産保険料、物件調達金利、手数料)を、月々徴収します。リース会社は、商品(仕入れ)を用意しない代わりに、分割支払いの手数料で儲けるビジネスモデルです。
4. リースできない人、リースの審査
リースの審査はそのリース会社によりますが、一般的に契約できないケース、審査が通りづらいケースがあります。一般的な審査基準を記載します。
- 契約できない
-
- 反社会的勢力
- 個人(個人事業主などを除く)
- 返済履歴で滞納がある(ブラックリストに載っている)
- 審査が通りづらい
-
- 個人事業主
- マンション管理団体
- スポーツ団体(サッカー少年団など)
- 代表者が高齢、若年齢
- 会社の継続年数が短い
- 廃業率が高い業種
※リース会社により審査基準は異なります。
ポイント
個人事業主や、団体など法人ではなくともリースできる場合があります。リースの可否について気になる場合には、まずAEDの販売店に問い合わせしましょう。
5. 再リースと耐用期間
「再リース」とは当初のリース期間を満了した後も、リースを続けることをいいます。再リースは一般的に1年契約で、リース金額も12分の1程度になりかなり安くなります。
例:5年リースを組んで、5年満了したあとの6年目を再リースすると、大体ひと月分の賃料で1年間借りれます。
ただし、AEDには耐用期間があり、この期間より長く借りることはできません。耐用期間はメーカーが正常に動く年数を機種ごとに決めていて、7年または、8年の機種がほとんどです。
耐用期間が7年のAEDを5年のリース契約した場合、再リースを使って、7年までは可能になりますが、8年目以降はリースを続けることはできなくなります。
6. 重要:AEDをリースするときのチェックポイント
ポイント1:リースの年数は何年か?
前述したように、AEDの耐用期間以上の長期リースは有り得ません。耐用期間とリース期間をチェックしましょう。
ポイント2:消耗品交換が込みのリースか? メンテナンスリースを選ぼう。
AEDには電極パッドとバッテリーという消耗品があり、本体の代金以外にランニングコストが掛かります。リースと聞くと、勝手に月額以外の料金は発生しないと思い込んでいる人がいますが、これはリース契約によります。
一般的に「ファイナンスリース」と呼ばれるものは、初期費用を分割するだけのリースで、ランニングコストは別で販売店に払わなければいけません。逆に、メンテナンスリースはメンテナンス(ランニングコスト)込みになっています。
AEDのサービスには、このランニングコストを含んだサービス(保証パックなど)がありますので、月額以外にお金が掛からないリースを選びましょう。
ポイント3:月額が安いか?
当たり前ですが、リース金額が安いにこしたことはありません。販売店はお抱えのリース会社と相談してリース料率を決めています。リース期間が長いほど料率は安く、短いほど高くなります。
リース料率は計算しないと分からない場合が多いので、単純に見積もりを取り、「月額がいくらか?」で、検討されるのが分かりやすいと思います。
7. リースのメリット・デメリット
リースのメリットとデメリットです。購入とよく比較されることが多いですが、それぞれまとめました。
メリット
経費処理が楽
リース会社の持ち物になりますので、固定資産税が不要になり、経費処理が楽になります。ただし、ファイナンスリースの場合は、原則として固定資産で計上して減価償却することが原則ですが、リース料という経費で月々経費処理できる場合もあります。
また、月々の金額は固定になるため、ランニングコストを把握しやすいです。
初期費用がかからない
AEDは単価が高いため、初期費用が少額でAEDを設置できるというのは、リースが選ばれる理由のひとつです。月額のリース料でAEDを導入できます。
契約内容によりさまざまな保険がある
動産保険が付帯している。メーカー保証以外の火災、落雷、盗難、破裂、爆発、風水災など。(リース会社による)
デメリット
導入までに時間がかかる
検討からAEDリースまでにだいたい、2~3週間と時間がかかります。販売店からの見積もりが届いても、リース契約するまでには、審査、契約書の郵送などがあり時間がかかります。
特に、契約書を記入する際に、押印する箇所を間違えたり、記載内容を誤ったりなど、リースでの導入は時間がかかることが多いです。納期が決まっている場合は、早めに販売店に相談しましょう。
トータル金額が高くなる。
AEDでの代金 + リース会社の手数料(大体2万円~)がかかるので、一括で購入した場合と比べるとトータルで金額は高くなります。安く買いたいのであれば、一括購入がいいでしょう。
簡単にキャンセルできない
リースは契約途中での解約が基本的にはできず、解約できる場合でも、残債 + 解約手数料を支払う場合が多いです。
たとえば、5年契約で60ヶ月分の支払いなリースを契約して、開始3ヶ月で解約したいと思った場合、57ヶ月分の残りのリース料に、解約手数料2か月分を、即時支払う必要がでてきます。
これらは分割などできない場合が多いです。解約については、リース会社によってさまざまなため、事前に確認しておきましょう。
8. まとめ
リースはユーザー・販売店・リース会社の3者間契約です。まとまった金額を一括で支払わなくてもいい半面、トータルでは割高になります。AEDリースの場合は、手間がかからないメンテナンス込みのリースを選びましょう。