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「AEDって見た目が同じだけど何が違うの?【日本光電編】」のアイキャッチ画像
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AEDって見た目が同じだけど何が違うの?【日本光電編】

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AEDの外観でどの機種か分かりますか? 普段目にするのは、駅や空港の構内に設置されたAEDですよね。

そのほとんどは収納ケースに入っていたり、ソフトカバーに包まれているため、外観からAEDの機能を判断することは難しいです。そもそも見た目がほとんど同じで、どんな違いがあるのか分からないのではないかと思います。

本記事では、街でよく見かけるオレンジ色のAED日本光電のAEDの違いについて解説します。

1. 日本光電AEDの特徴

日本光電AED

日本光電製のAEDは、国内シェアが多いメーカーで、見た目の特徴はオレンジ色です。キャリングバッグだけではなく本体もオレンジ色です。

他のAEDと違う明確なポイントは、国産メーカーであることです。他メーカーのAEDは、販売は日本の会社であっても製造元は海外ですので、日本光電は唯一の国産メーカーとなります。

2022年12月現在、日本光電で一般市場に販売しているAEDの全てに未就学児モードと小学生~大人モードの切替がついています。

切り換えスイッチ

また、日本光電の特徴として、AEDリンケージという遠隔監視システムがついているのが特徴です。これはAEDに異常があった際に、メールにお知らせが届く機能で、日本光電を選ぶ大きなメリットのひとつです。

その他、バイリンガル機能がオプションであります。日本語⇔英語、日本語⇔中国語などのバイリンガルで音声ガイダンスを流すもので、ホテルや空港、日本語学校、大使館など海外から外国の方が訪れる場所で選ばれています。

2. 機種の紹介

日本光電で販売されている主な機種です。救急車や病院にあるAED、飛行機などに搭載されている特殊なAEDは除いています。

機種名AED-3100AED-3150AED-3250
機種の写真AED-3100セット写真AED-3150セット写真AED-3250セット写真

2-1. イラスト・メッセージによるガイダンス

AED-3150、AED-3250には液晶画面がついています。

一般的なAEDは音声ガイダンスで指示をしますが、この2つの機種は、音声ガイダンスに加えて、液晶画面に表示されるイラスト・メッセージによるガイダンスでも救命活動をサポートします。

イラストで今、何をすべきかを教えてくれますので、普段触らないAEDを触る際に非常に有効です。

また、消防署の救命講習や運転免許を取得する際に、心肺蘇生とAEDの手順を習った人も多いと思いますが、いま正確に思い出せますか? うろ覚えであったり、何年も前に受けたきりであったり、完璧に覚えている人は少ないと思います。

もちろん、手順は音声でガイダンスしてくれるAEDですが、胸を押す場所や電極パッドの貼る場所を目で確認できる液晶付きは、初心者の人におすすめです。

そのため、音声のみとどちらがいいかと聞かれれば、液晶付きをおススメします。

2-2.オートショック機能

「オートショックAED」とは、電気ショックボタンがなく、AEDが自動で電気ショックの要否を判断し、自動で電気ショックを流してくれるAEDです。

一般的なAEDは電気ショックの要否判断はしてくれますが、電気ショックを流す際のボタンを押すのは人になります。AEDがどんなものか分かっている人であってもボタンを押すのは、心理的障壁が高いです。

そもそもAEDを使うような危機的状況は、普段の生活と違い緊迫した状況で、生死がかかっている場面ではメンタルが消耗します。

そこで登場したのがオートショックAEDです。AEDが自動で電気ショックの要否を判断して実行するため、AEDの操作はより簡単になりますし、「私がボタンを押したせいでもっと悪くなってしまうかも。」という心理的負担を軽減してくれます。

2-3. どこを見れば機能は分かる?

見た目の話に戻ります。日本光電のAEDはその見た目でどのAEDか分かるようになっています。

キャリングバッグという持ち運びできるバッグに収納されていますが、このバッグと本体に違いがあります。

機種名AED-3100AED-3150AED-3250
機種の写真AED-3100本体正面AED-3150本体正面AED-3250本体正面
キャリングバッグの写真AED-3100キャリングバッグ正面AED-3150キャリングバッグ正面AED-3250キャリングバッグ正面

2-2. オートショック機能で紹介したオートショックAED(AED-3250)には、オートショックAEDと分かるようにロゴマークが入っています。

キャリングケースのオートショックロゴ画像

2-4. バイリンガル機能一覧

日本光電のAEDは、オプションとなりますが、バイリンガルにも対応が可能です。

機種名AED-3100
AED-3100本体正面
AED-3150
AED-3150本体正面
AED-3250
AED-3250本体正面
バイリンガル機能(※1)(※2)(※2)

※1 オプション:17言語に対応(英語・中国語・韓国語・台湾語・デンマーク語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ブラジルポルトガル語・トルコ語・ロシア語・オランダ語・インドネシア語・ベトナム語・アラビア語・タイ語)
※2 日英バイリンガル仕様

3. おすすめ機種は?

おすすめはAED-3100とAED-3250です。いまの日本国内に設置されているAEDのほとんどが一般的なAEDです。お求めやすい価格帯でAEDを購入したい場合はAED-3100を、心理的負担の軽減や動画で分かりやすくしたい場合はAED-3250を選ぶのいいと思います。

AED-3150は、一般的なAEDに液晶がついたものですが、価格もAED-3250と変わらないので、それであればオートショックAEDの3250をおススメします。

4. 機能の比較表

AEDの比較表です。AEDの価格は右にいくにつれて高くなります。

機種名AED-3100
AED-3100本体正面
AED-3150
AED-3150本体正面
AED-3250
AED-3250本体正面
モード切り替えスイッチ
(未就学児/小学生~大人)
イラスト表示
オートショックモード
無線LAN
録音
AED Linkage

5. 最後に

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〇に入る数字は?AED-〇100 答え:1(AED-3100)

この記事を書いた人

清水 岳

清水 岳

株式会社クオリティー AED事業部 部長 : AEDコム・AEDガイド責任者、AED+心肺蘇生法指導者、高度管理医療機器販売・貸与管理者、防災士、上級救命講習修了。 専門店AEDコムを運営し、日本全国に年間2,000台を販売、導入企業数は11,000社を突破。心肺蘇生ガイドライン、AEDの機器に精通している。

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